手書きPOPの効果はあるの?
こちらの記事の最後に書かせていただいた、あるお店の事例を紹介していきます。
新型焼きそばパンのテスト販売の対象店舗として選ばれた10のお店の店長やオーナーさんが、ある施設にあつめられたそうです。
地区100店舗弱の中からのセンバツ10店舗ということで、まわりは錚々(そうそう)たるメンツなわけですよ。
ぱっと見わたして店長さんは
「上から7番か8番目ですね。」
とオーナーさんに言ったそうです。
あとからわかった情報でそのお店さんは、テスト前の惣菜パンの販売数で10店中6位でした。
つまりお馬さんで言うと、6番人気のお店だったわけですね。
パンについての説明会が始まります。
「この生地はああでこうで今までのものとは全くちがうんです!それではご試食ください」
うん、たしかに美味しい。
でも見ためはなんの変哲もない「普通の焼きそばパン」なんです。
しかもS鮮度(納品から24時間ほどで廃棄になる商品)
DM(本部の人)だったかな?
「これを1日30個、お約束していただきたい。」
怖い怖い何その言い方。
焼きそばパンは1日に10個も売れない商品ですよ、それを3倍以上発注しろって…毎日が誤発注だよ。
「期間は3週間です。」
ぽくぽくぽくぽく…ちーん
その場にいただれもが3週間、3食焼きそばパンを覚悟した瞬間です。
はなしが複雑になるので省きますが、じつは同時にもう1アイテムテスト商品がありました。こちらはL鮮度、約束の数字は1日20個だったかな。
あなたならどうしますか?
今までどおりの売り方では毎日20個は廃棄になる計算です。
試食?手書きPOP?声かけ?
見切り販売?ノルマ?
一休み一休み
ということで次回に続きます。
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